結論|評判「だけ」で業者を選ぶと失敗する
外壁塗装の業者を探すとき、まず「評判」を調べる方は多いと思います。
Googleで検索したり、口コミサイトを見たり。
それ自体は正しい行動です。
ただし、評判だけで業者を決めると失敗します。
なぜか?
ネット上の口コミには、信用できるものと、できないものが混在しているからです。
- 業者が自作自演で書いた高評価
- 競合他社が書いた低評価
- 1件のトラブルだけで「最悪」と書かれた口コミ
これらを見分けるのは簡単ではありません。
私は建築会社を経営する立場で、この業界の「口コミ事情」をよく知っています。
正直に言うと、ネットの評判を100%信じるのは危険です。
この記事では、外壁塗装業者の評判の調べ方と、口コミの正しい見方を解説します。
評判の良い業者を効率よく探す
一括見積もりサービスなら、審査を通過した業者のみ登録されています。
まずは複数社から見積もりを取り、実際の対応を見て判断してください。
評判を調べる5つの方法
外壁塗装業者の評判を調べる方法は、主に5つあります。
それぞれのメリット・デメリットを理解して使い分けてください。
方法①:Googleマップの口コミ
メリット:
- 実名に近いアカウントが多く、信頼度が比較的高い
- 投稿者の過去のレビュー履歴が見える
- 業者の返信対応も確認できる
デメリット:
- 口コミ数が少ない業者も多い
- 自作自演の可能性はゼロではない
見るべきポイント:
- 星の数より「具体的な内容」が書かれているか
- 投稿者が他の店舗にもレビューしているか(レビュー1件だけは怪しい)
- 低評価への業者の返信対応
方法②:一括見積もりサイトの口コミ
メリット:
- 実際に工事をした人の口コミが多い
- 審査を通過した業者のみ掲載されている
デメリット:
- 良い口コミが多く掲載されやすい傾向
- サイトによって掲載基準が異なる
見るべきポイント:
- 工事内容や金額など、具体的な情報があるか
- 複数の口コミに共通する特徴
方法③:SNS(X、Instagram、Facebookなど)
メリット:
- リアルタイムの生の声が見つかることがある
- 業者の日常的な投稿も確認できる
デメリット:
- 情報が断片的で、探しにくい
- 感情的な投稿も多い
見るべきポイント:
- 「業者名 + 外壁塗装」で検索
- 業者の公式アカウントがあれば、施工事例や対応の雰囲気を確認
方法④:近所・知人への聞き込み
メリット:
- 最も信頼できる情報源
- 実際の仕上がりを自分の目で確認できる
- リアルな金額感も聞ける
デメリット:
- 周囲に外壁塗装をした人がいないと使えない
- 紹介だからと1社で決めてしまうリスク
見るべきポイント:
- 仕上がりの満足度
- 対応の丁寧さ
- 工事後のアフターフォロー
方法⑤:業者のホームページ
メリット:
- 施工実績や事例写真が見られる
- 会社の規模や営業年数が分かる
デメリット:
- 良いことしか書いていない
- 口コミは自社で選んで掲載している
見るべきポイント:
- 施工事例の数と具体性
- 会社の所在地、連絡先が明記されているか
- 代表者やスタッフの顔が見えるか
口コミで「信用できる情報」と「できない情報」
口コミを見るとき、すべてを鵜呑みにしないでください。
信用できる口コミと、疑うべき口コミには特徴があります。
信用できる口コミの特徴
- 具体的な内容が書かれている:工事内容、期間、金額、担当者名など
- 良い点と悪い点の両方が書かれている:「〇〇は良かったが、△△は気になった」
- 投稿者に他のレビュー履歴がある:レビュー1件だけのアカウントは怪しい
- 感情的ではなく、冷静なトーン
疑うべき口コミの特徴
- 「最高でした!」「絶対おすすめ!」など抽象的な絶賛
- 短期間に高評価が集中している:業者がキャンペーンで依頼した可能性
- 「最悪」「詐欺」など極端な低評価のみ:競合や感情的なクレーマーの可能性
- 他の業者名を出して比較している:競合の工作の可能性
- 投稿者のレビューがその1件だけ
口コミは「傾向」を見る
1件の口コミで判断しないでください。
10件の口コミがあれば、その「傾向」を見ます。
- 「対応が丁寧」という声が複数あれば、信頼できる
- 「連絡が遅い」という声が複数あれば、要注意
1件だけの極端な口コミに惑わされず、全体の傾向で判断してください。
評判が良くても注意すべきパターン
口コミで高評価が多くても、注意すべきケースがあります。
パターン①:口コミの数が極端に多い
地元の小さな塗装業者なのに、口コミが100件以上ある場合は不自然です。
「口コミを書いてくれたら〇〇プレゼント」などのキャンペーンをしている可能性があります。
悪いことではありませんが、内容は割り引いて見てください。
パターン②:低評価が1件もない
どんなに優良な業者でも、100%全員が満足することはありません。
低評価が1件もない場合、低評価を削除している可能性があります。
パターン③:口コミと実際の対応が違う
口コミで「対応が丁寧」と書かれていても、見積もり時の対応が雑なら要注意です。
評判はあくまで参考情報。最終判断は「自分の目」で。
評判だけでなく「実際の対応」で判断する
口コミを調べた後は、実際に見積もりを取って対応を確認してください。
説明が丁寧か、質問に答えてくれるか、契約を急かさないか。
評判+見積もり比較で判断する
評判を調べることは大切ですが、それだけで業者を決めないでください。
正しい流れ:
- 評判を調べて、候補を3〜5社に絞る
- 候補の業者から見積もりを取る
- 見積もりの内容と、対応の丁寧さを比較する
- 納得できる業者を選ぶ
評判が良くても、見積もりを取ったら対応が雑だった、ということはあります。
逆に、口コミが少なくても、見積もり時の説明が丁寧で信頼できる業者もいます。
評判は「候補を絞る」ために使い、最終判断は「自分の目」で行う。
これが業者選びで失敗しないコツです。
見積もりの比較方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
まとめ|評判は参考に、最終判断は自分の目で
外壁塗装業者の評判の調べ方をまとめます。
評判を調べる5つの方法:
- Googleマップの口コミ
- 一括見積もりサイトの口コミ
- SNS
- 近所・知人への聞き込み
- 業者のホームページ
口コミの見方:
- 具体的な内容が書かれているかを確認
- 1件ではなく、全体の傾向で判断
- 極端な高評価・低評価は疑う
業者選びの正しい流れ:
- 評判で候補を絞る
- 見積もりを取る
- 対応を見て、自分で判断する
ネットの評判は参考程度にして、最終判断は自分の目で行ってください。


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