結論|相見積もりは「3社」がベスト
外壁塗装の相見積もり、何社取ればいいのか。
結論から言うと、3社がベストです。
なぜ3社なのか。理由はシンプルです。
- 1社:比較対象がなく、適正価格か判断できない
- 2社:どちらが良いか迷って決められないことが多い
- 3社:「高い・中間・安い」が見えて判断しやすい
- 4社以上:情報が多すぎて混乱する
私は建築会社を経営する立場で、多くの方の業者選びを見てきました。
4社以上から見積もりを取った方ほど、「結局どこがいいか分からなくなった」と悩む傾向があります。
大切なのは「たくさん取ること」ではなく、「比較できる状態で3社揃えること」です。
まずは3社の見積もりを揃える
一括見積もりサービスなら、1回の入力で複数社から見積もりが届きます。
同じ条件で比較しやすいので、業者選びの第一歩に活用してください。
1社だけで決めると失敗する理由
「知り合いの紹介だから」「大手だから安心」と、1社だけで決める方がいます。
これは危険です。
比較対象がないと判断できない
1社の見積もりだけでは、以下のことが分かりません。
- この金額は高いのか、安いのか
- この塗料は適切なのか
- この工事内容は妥当なのか
150万円の見積もりが出ても、他社なら100万円かもしれません。
逆に、80万円の見積もりでも、必要な工程が省かれているかもしれません。
比較しないと「普通」が分からないのです。
業者の対応を比較できない
見積もりは金額だけでなく、業者の対応を見る機会でもあります。
- 質問に丁寧に答えてくれるか
- 見積書の内容を分かりやすく説明してくれるか
- 契約を急かさないか
1社だけでは「この対応が普通なのか」が分かりません。
3社を比べると、「この業者は説明が丁寧」「この業者は雑」という違いが見えてきます。
4社以上で失敗する理由
「たくさん取れば安心」と思って、5社・6社と見積もりを取る方がいます。
これも失敗しやすいパターンです。
情報が多すぎて混乱する
4社以上になると、以下の問題が起きます。
- 見積もりの条件がバラバラで比較できない
- 各社の説明が混ざって、何が正しいか分からなくなる
- 金額だけで判断してしまう
比較すること自体が目的化する
「もう1社見てから決めよう」が続くと、いつまでも決められなくなります。
比較することが目的化して、肝心の判断ができなくなるのです。
業者の対応が雑になることも
「この人は何社も見積もりを取っている」と分かると、業者の対応が変わることがあります。
「どうせ決まらない案件」と判断されると、説明が雑になることも。
3社に絞って、各社と丁寧にやり取りする方が良い結果になります。
3社の見積もりを「比較できる状態」にする方法
3社から見積もりを取っても、条件がバラバラでは比較できません。
同じ条件で揃えることが重要です。
揃えるべき条件
| 項目 | 揃えるべき内容 |
|---|---|
| 塗料 | 同じグレード(シリコン、フッ素など)で統一 |
| 塗装範囲 | 外壁のみか、付帯部も含むか |
| 工程 | 三度塗り(下塗り・中塗り・上塗り)で統一 |
| 補修内容 | ひび割れ補修、シーリング打ち替えの有無 |
条件を揃える具体的な方法
各業者に見積もりを依頼するとき、以下のように伝えてください。
「シリコン塗料で、外壁と付帯部すべて、三度塗りでお願いします」
これだけで、比較しやすい見積もりが揃います。
条件を揃えた見積もりを取る
一括見積もりサービスなら、同じ条件で複数社に依頼できます。
比較しやすい見積もりが届くので、判断がしやすくなります。
3社の見積もりが届いたら
見積もりが届いたら、以下の流れで判断してください。
ステップ①:金額を並べる
まず、3社の金額を並べて「高い・中間・安い」を把握します。
金額差が20〜30%以内なら、正常な範囲です。
50%以上の差がある場合は、条件が揃っていない可能性があります。
ステップ②:内容を比較する
金額だけでなく、以下の点を比較してください。
- 見積書は詳しく書かれているか
- 塗料のメーカー・商品名が明記されているか
- 工程ごとの単価が分かるか
- 保証内容は明確か
詳しい比較方法はこちらの記事で解説しています。
ステップ③:対応を比較する
見積書だけでなく、業者の対応も判断材料です。
- 質問に丁寧に答えてくれたか
- 説明は分かりやすかったか
- 契約を急かさなかったか
業者選びの詳しいポイントはこちらの記事で解説しています。
まとめ|3社を比較して判断する
外壁塗装の相見積もりについてまとめます。
ベストな社数:
- 3社がベスト
- 1社だけは比較できない
- 4社以上は混乱する
比較のポイント:
- 条件を揃えて見積もりを取る
- 金額だけでなく内容と対応を比較する
- 納得してから決める
「たくさん取れば安心」ではありません。
3社を比較して、納得できる業者を選ぶことが大切です。


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