結論|ハウスメーカーの外壁塗装が高い理由は「中間マージン」
ハウスメーカーから外壁塗装の見積もりをもらって、こう思いませんでしたか?
「高すぎないか?」
結論から言います。ハウスメーカーの外壁塗装は、相場より30〜50%高いのが一般的です。
理由はシンプル。中間マージンが乗っているからです。
ハウスメーカーは自社で塗装工事をしません。
下請けの塗装業者に発注し、その間にマージン(手数料)を取ります。
つまり、あなたが150万円払っても、実際の工事に使われるのは100万円程度。
残りの50万円は、ハウスメーカーの取り分です。
この記事では、ハウスメーカーの外壁塗装が高い理由と、他の選択肢について解説します。
まずは他社の見積もりと比較してみる
ハウスメーカーの見積もりが妥当かどうかは、比較しないと分かりません。
地元の塗装業者からも見積もりを取って、金額と内容を比べてみてください。
なぜハウスメーカーは高いのか
ハウスメーカーの外壁塗装が高い理由は、下請け構造にあります。
下請け構造の仕組み
あなたが支払う150万円の流れ:
あなた ↓ 150万円 ハウスメーカー(マージン50万円を取る) ↓ 100万円 下請け業者(実際に工事する)
ハウスメーカーは営業・契約・管理を行いますが、実際に塗装するのは下請け業者です。
この構造がある限り、ハウスメーカー経由の工事は高くなります。
マージンの相場
ハウスメーカーが取るマージンは、一般的に30〜50%と言われています。
| 依頼先 | 30坪の相場 | 備考 |
|---|---|---|
| ハウスメーカー | 130〜180万円 | 中間マージン30〜50% |
| 大手リフォーム会社 | 110〜150万円 | 中間マージン20〜40% |
| 地元の塗装業者(自社施工) | 80〜120万円 | 中間マージンなし |
同じ塗料、同じ工事内容でも、依頼先によってこれだけ差が出ます。
ハウスメーカーに頼むメリット・デメリット
ハウスメーカーが「悪い」というわけではありません。
メリット・デメリットを理解した上で判断してください。
メリット
- 窓口が一つで楽:家を建てた会社に連絡すればいい
- 建物の情報を把握している:図面や仕様を知っている
- 保証の継続:ハウスメーカーの長期保証に影響しない場合がある
- ブランドの安心感:大手企業という信頼
デメリット
- 価格が高い:中間マージン30〜50%
- 実際の施工者が分からない:どの業者が来るか不明
- 細かい要望が通りにくい:担当者と職人が別
- 工事の質は下請け次第:ハウスメーカーは管理するだけ
判断のポイント
ハウスメーカーに頼むべきケース:
- ハウスメーカーの長期保証を継続したい(※要確認)
- 予算に余裕があり、手間をかけたくない
- ブランドの安心感を最優先したい
他の選択肢を検討すべきケース:
- 見積もりが高いと感じている
- 同じ品質なら安い方がいい
- 工事の内容や職人を自分で確認したい
ハウスメーカー以外の選択肢
ハウスメーカー以外に外壁塗装を頼む場合、主に2つの選択肢があります。
選択肢①:地元の塗装専門業者
地元で営業している塗装専門業者に直接依頼する方法です。
メリット:
- 中間マージンがないため、価格が安い
- 職人と直接やり取りできる
- 地元の評判を大切にするため、手抜きしにくい
- アフターフォローが早い
デメリット:
- 業者によって技術力に差がある
- 自分で業者を探す手間がかかる
- 良い業者の見分け方が分からないと不安
選択肢②:一括見積もりサービス
複数の業者から一度に見積もりを取れるサービスです。
メリット:
- 自分で探す手間が省ける
- 審査済みの業者のみ登録されている
- 複数社を同じ条件で比較しやすい
- ハウスメーカーの見積もりと比較できる
デメリット:
- 複数社から連絡が来る
- 届いた見積もりを自分で比較する必要がある
一括見積もりは、「ハウスメーカー以外の相場を知る」ために使うのが効果的です。
ハウスメーカーの見積もりと比較してみる
地元業者の見積もりを取れば、ハウスメーカーとの差額が分かります。
同じ工事内容で30〜50万円安くなることも珍しくありません。
「ハウスメーカー以外に頼んで大丈夫?」への回答
ハウスメーカー以外に頼むことへの不安、よく分かります。
よくある心配と、その回答をまとめました。
心配①:保証はどうなる?
回答:ハウスメーカーの「建物保証」と「外壁塗装」は別物です。
多くの場合、外壁塗装を他社に頼んでも、建物の構造保証には影響しません。
ただし、契約内容によって異なるため、ハウスメーカーに確認してください。
確認すべき質問:
「外壁塗装を他社に依頼した場合、既存の保証に影響はありますか?」
心配②:品質は大丈夫?
回答:ハウスメーカー経由でも、実際に塗るのは下請け業者です。
つまり、ハウスメーカーだから品質が高いとは限りません。
大切なのは「どの業者が施工するか」であり、「どこ経由で頼むか」ではありません。
地元の塗装専門業者には、ハウスメーカーの下請けをしている業者も多いです。
直接頼めば、同じ品質で安くなる可能性があります。
心配③:悪徳業者に当たらない?
回答:3社以上から見積もりを取り、比較すれば防げます。
悪徳業者に当たるのは、1社だけで即決した場合がほとんどです。
複数社を比較すれば、見積もりの内容や対応の違いが見えてきます。
業者選びの詳しい方法はこちらの記事で解説しています。
まとめ|まず比較してから判断する
ハウスメーカーの外壁塗装が高い理由と、他の選択肢について解説しました。
ポイント:
- ハウスメーカーは中間マージン30〜50%が乗っている
- 同じ工事内容でも、地元業者なら30〜50万円安くなることがある
- ハウスメーカー経由でも、実際に施工するのは下請け業者
- 他社に頼んでも、建物保証に影響しないケースが多い(要確認)
- 3社以上から見積もりを取れば、悪徳業者は防げる
ハウスメーカーの見積もりが妥当かどうかは、比較しないと分かりません。
「高いな」と感じたら、まず地元業者の見積もりを取ってみてください。
比較した上で、納得できる方を選べば後悔しません。


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