外壁塗装の見積もりが安い理由|問題ないケースと注意すべきケース

保証・見積書

結論|安い理由を説明できるかどうかが判断基準

複数の業者から見積もりを取ったとき、こんな経験はありませんか。

「A社とB社はほぼ同じ金額なのに、C社だけ30万円も安い」
「こんなに安くて大丈夫なのか」

建築会社を経営する立場から、結論をお伝えします。

安い見積もりが必ずしも危険とは限りません。

ただし、安い理由を業者が説明できるかどうかが判断の分かれ目です。

問題ないケース:

  • 自社施工で中間マージンがない
  • 劣化が軽微で補修が少なくて済む
  • 同時工事で足場代を共用できる

注意が必要なケース:

  • 工程を省いている
  • 追加費用が隠れている
  • 説明が曖昧

比較すれば「安い理由」が分かる

1社だけでは、その安さが適正かどうか判断できません。
3社を比較すると、「なぜこの業者だけ安いのか」が見えてきます。

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見積もりが安くなる4つの理由

見積もりが安くなる理由は、大きく4つのパターンに分けられます。

①自社施工で中間マージンがない

下請けに外注せず、自社で施工する業者は、中間マージンが発生しないため費用を抑えられます。

これは合理的な理由で安くなっているケースです。

②塗料グレードが違う

「シリコン塗料」と書かれていても、メーカーやグレードで価格が変わります。

安価なシリコン塗料と高性能なシリコン塗料では、耐用年数に差が出ます。
塗料の商品名まで確認し、他社と同じグレードで比較してください。

③工程が省かれている(要注意)

以下の工程が見積もりに含まれていない可能性があります。

  • 足場設置・撤去
  • 高圧洗浄
  • 下塗り・中塗り・上塗りの3工程
  • 付帯部塗装(雨樋、破風など)

「外壁塗装一式」だけで内訳がない場合、後から「別料金です」と言われることがあります。

④乾燥時間を短縮している(要注意)

工期が極端に短い場合、乾燥時間を短縮している可能性があります。

下塗りが乾く前に中塗りをすると、密着不良が起きやすくなります。
30坪程度の住宅なら、通常10日〜2週間程度が目安です。

安い見積もりを受け取ったときの確認項目

確認項目確認ポイント
工程高圧洗浄・下塗り・3度塗りが含まれているか
塗料メーカー名・商品名が明記されているか
付帯部雨樋・破風・軒天などが含まれているか
保証保証年数・範囲が書面で残るか
説明「なぜ安いのか」を業者が説明できるか

最も重要なのは、業者が安い理由を説明できるかどうかです。
「いつもこの金額です」としか答えられない業者は注意が必要です。

安い理由を比較で確認

複数社の見積もりを並べると、「なぜこの業者は安いのか」「何が省かれているのか」が見えてきます。

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まとめ|安さの理由を確認する

外壁塗装の見積もりが安い場合の判断基準をまとめます。

問題ないケース:

  • 自社施工で中間マージンがない
  • 劣化が軽微で補修が少なくて済む
  • 同時工事で足場代を共用できる
  • 閑散期の割引

注意が必要なケース:

  • 工程が省かれている
  • 塗料グレードが低い
  • 乾燥時間を短縮している
  • 追加費用が隠れている
  • 説明が曖昧

安い見積もりがすべて危険というわけではありません。
大切なのは、「なぜ安いのか」を業者が説明できるかどうかです。

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最後に|家族で共有してください

建築会社を経営してきた立場から、最近特に感じていることがあります。

安い見積もりを見ると、「お得だ」と感じて即決してしまうケースがあります。

特に高齢のご両親や祖父母が一人で対応している場合、「安い方がいい」という気持ちから、内容を十分に確認せずに契約してしまうこともあります。

悪質な業者ほど、こうした「安さに惹かれる高齢者」を狙います。

安い見積もりを受け取ったら、ご家族で内容を共有してください。

「この業者は、なぜ安いのかを説明してくれたか」
「工程が省かれていないか」
「保証内容は明確か」

こうした点を話し合うことで、より納得できる判断ができます。

安さだけで決めず、納得できる説明をしてくれる業者を選ぶことが大切です。

この記事が、あなたとご家族の判断材料の一つになれば幸いです。

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